2013.10.10
開研究室(東大)、アニモ、ワオっち!で「タッチ!あそベビー」を使った親子対話研究を開始しました。
開(ひらき)一夫教授研究室(東京大学)、株式会社アニモと共同で、子どもたちの発育に役立つ親子対話を研究する目的で、『タッチ!あそベビー』に「親子対話研究」コンテンツの配信を開始いたしました。
●「親子対話研究」とは
・大人が子どもにかける声かけは子どもにどんな影響があるのか?
・その時、子どもの行動に何か変化はあるのか?
・子どもにとってのスマホ・タブレットの効果的な活用法は?
など、保護者とお子さまとの間で交わされる言葉や声かけ(親子間コミュニケーション)が、お子さまの認知的発達や活動にどう影響しているかを、開一夫教授研究室および株式会社アニモ主体で研究します。
結果を社会に還元し、子どもたちのより健やかな発育と発達に役立てる研究です。研究成果は東京大学「赤ちゃんラボ」サイトにて公開します。
【各組織の役割】
・研究代表者:開一夫教授(東京大学)
・共同研究者:木村晋太(株式会社アニモ)
・対話データの分析:開一夫教授研究室、株式会社アニモ
・対話データのクラウドによる収集:株式会社アニモ
・親子対話アプリケーション開発:株式会社ワオ・コーポレーション
※子供への声かけ音声やアプリ操作履歴等の対話データは記録され、利用者の同意の上、クラウドにアップロードされ、研究に活用されます。
本研究は独立行政法人科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST)の研究課題「ペダゴジカル・マシン:教え教えられる人工物の発達認知科学的基盤(研究代表者:開一夫(東京大学)、共同研究者:株式会社アニモ、東京学芸大学、東京工業大学、慶應義塾大学)」の一環として行われています。
【開一夫教授研究室について】
開一夫教授研究室では人間の認知・学習・コミュニケーションの「仕組み」を明らかにするため、乳児から成人まで幅広い年齢層を対象とした調査・研究を行っています。
たとえば、親子間コミュニケーション・社会的認知の脳内メカニズムと発達・人工物やメディアの人間への影響といった研究プロジェクトが稼動中です。
◎開一夫教授研究室 http://ardbeg.c.u-tokyo.ac.jp/
◎赤ちゃんラボ http://babylab.c.u-tokyo.ac.jp/
【アニモについて】
音声技術で社会を元気に
アニモは音や音声をキーテクノロジーとしたソフト・サービスのソリューションカンパニーです。
◆社会・産業インフラ分野
スマートフォンなどの情報端末、家電、防災・安全情報システム等、生活・業務のあらゆる情報システム向けに、音声合成・音声認証・音声信号処理技術を提供
◆コールセンタ分野
音声のもつ「言語面(意味そのもの)」「非言語面(声質、テンション)」の2つの側面に注目し、通話録音・音声検索・音声分析技術でコールセンタ運営の高度化を促進
◆医療福祉分野
視覚・聴覚や発生に障碍を持たれた方々に、音声技術でご支援。失語症リハビリ、音声合成技術による会話支援、発声検査など、人に優しい音声技術を提供
◎アニモ コーポレートサイト http://www.animo.co.jp/
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「タッチ!あそベビー」
[ダウンロード無料※一部有料コンテンツあり]対象年齢:0~3歳
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